離婚をしたけど、元の家に荷物が残ったまま・・。
元配偶者と会いたくないけれど、荷物は引き取りたい。
荷物を引き取ってほしいけど、どうすれば・・?
と、お悩みではありませんか?
勝手に捨てるのも気が引けるし・・
元配偶者の荷物がそのままだと厄介ですよね。
我が家も元旦那が出て行ったものの、荷物がそのままになっており、最終的には立ち合い不要の引っ越し業者にお願いして事なきを得ました。
そこで今回は、離婚や別居後の荷物の引き取りについてお話していきたいと思います。
離婚後の荷物問題は厄介
離婚後に荷物のやり取りをするのは本当に厄介です。
話し合える相手ならば、大した問題にはならないでしょうが、そもそもそんな相手なら離婚はしていないはず・・
荷物のことはどうしても後で取りに行けばいいか・・と後回しにしてしまいがち。
しかし、このちょっとした気のゆるみが面倒なことに繋がります。
出来ることならば、荷物の件は離婚前にしっかりと片づけておきましょう!
元配偶者の荷物を勝手に捨てたらダメ!
離婚をしてどちらかが引っ越しをした場合、元の家に元配偶者の荷物が残っていることがありますよね。
さっさと処分をしたいところですが、その荷物を勝手に捨ててはいけません。
その荷物の所有権は元配偶者にあるため、勝手に捨てると違法になってしまいます。
「器物破損罪」などにあたり、損害賠償請求訴訟を起こされてしまう恐れがあります。
そのため、荷物を処分したい場合は、元配偶者に「内容証明」にて期日までに引き取り要求を行います。
期日を過ぎた場合は、調停や訴訟で荷物をどうするのか決めなくてはいけません。
荷物を引き取りに合意している場合
お互いに荷物の引きと取りに合意している場合の方法を4パターンご紹介します。
1、本人が取りに行き、荷物を引き取ってくる
これが出来れば一番スムーズに荷物の引き取りが行えます。
しかし、その場合、できれば第3者も一緒の方が安心です。
離婚というと、いろいろな事情を抱えていることもあり、荷物を取りに行った際に思わぬトラブルになることがあります。
2、共通の共通の友人や知り合いにお願いする。
共通の友人や知り合いにお願いできるのならば、当事者同士が顔を合わせずに済みます。
しかし、こちらに関しては、なかなか動いてくれる人を探すことが難しいでしょう。
動いてくれる人がいればラッキーですね。
3、引っ越し業者にお願いする
引っ越し業者にお願いする方法もあります。
こちらは相手方の立ち合いが必要な場合があり、元配偶者に会いたくない場合は難しいですね。
しかし、探せば立ち合い不要な業者もあるようです。
立ち会い不要。いなくてもできる!プラス引越の完全非接触型プラン (hikkoshi-faq.com)
この場合は費用はどちらがもつのか、または折半するのかをあらかじめ話し合っておきましょう。
4、便利屋にお願いする
便利屋さんは、いろいろなトラブルを抱えた案件にも柔軟に対応してくれる場合があります。
荷物の立ち合いたくない、相手方に住所を知られたくないなどの問題にも対応してくれるでしょう。
問題の対応によって、費用に差が出る場合があるかもしれませんが、安心して荷物の引き取りが行えるかと思います。
離婚後の悩みのタネ!荷物の引き上げってどうしたらいいの? – 名古屋不用品回収グッドサービス (kataduke-kaitori.com)
こちらも、費用の件はあらかじめ決めておきましょう。
どちらかが、荷物の引き取りを拒否している場合
相手が荷物の引き取りを拒否している・・または荷物を返してくれない・・
など、当事者同士ではらちが明かない場合には、迷わず弁護士に相談するのが良いかと思います。
なぜ拒否しているのか?理由にもよりますが、問題が大きくなってしまう前に弁護士に相談するのが得策です。
勝手に荷物を捨てられてしまったり、いつまでも荷物の引き取りに応じない場合は、早めに行動しましょう。
荷物を置く場所に困ったらトランクルームが便利!
元の家にある荷物を引き取りたいけど、引っ越し先には荷物を置くスペースがない!
というときには、トランクルームが便利です。
スペースを確保するまでとりあえず置いておきたいという方にもいいですね。
元の家にいつまでも荷物を置きっぱなしにしているあなた!
トラブルになるので、思い切ってトランクルームを借りてみてはいかかでしょうか?
最後に・・
いかがでしたでしょうか?
今回は、離婚後の荷物の引き取りについてお話ししました。
離婚後に、元配偶者とやり取りするのは本当に大変です。
後で取りに行けばいいか・・という気持ちが後々、大変な労力を使うことになってしまいます。
自分の荷物を守るために、自分の家を守るためにも、
荷物の件は離婚前にきれいさっぱりとしておくことをおすすめします。
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