わたしは２０２２年５月に子宮頸がんを告知されました。
私のがん闘病生活の始まりです。
３０代最後の年、まさかこの年でがんになるとは思ってもみませんでした。
今回は、子宮頸がん闘病記④～治療前半と初めてのラルス（腔内照射）～を記していきます。
私の体験が、どなたかのお役に立てますように・・
治療前半の副作用について
治療を始めてから、吐き気はそれほどなかったものの、
食欲不振、味覚障害がでてきたようで、
病院食がほとんど食べれなくなってしましました。
とにかく、米や煮物系が受け付けなくなり、
病院食は食べれるものだけ食べて、
あとはコンビニでゼリーやフルーツなどを買って食べていました。
栄養士さんの巡回があり、2週間目からお米をそうめんに変えてもらいましたが、
それでも結局ほとんど食べられず、途中から病院食をやめました。
わたしの入院していた病院では、院内にコンビニがあり持ち込み食OKだったので、
看護師さんの勧めもあり、毎食コンビニで食べれるものを買って食べることにしました。
しかし、コンビニに行っても食べれそうなものがなかなか見つからず、
毎食食べるものには悩まされました。
食べれたものは、
・フルーツ
・ゼリー
・ヨーグルト
・パン
割と食べれそうなときは、
・冷やしうどん
・ハムチーズのブリトー
・梅系のおにぎり
・スープ類
などを食べていました。
さっぱりしたものや、味の濃い物は割と食べれました。
２週目終わりごろから放射線治療の影響が！
２週目終わりごろから放射線治療の影響が出てきたようで、
お腹を下すようになりました。
腹痛と下痢に悩まされ、
一度あまりの痛さにトイレ内で冷や汗とともに意識が遠くなる感覚があり、
とても怖かったです。
トイレ内でナースコールを押そうかどうしようか・・
と悩んでいるうちに収まってきたので
ナースコールを押すことはありませんでしたが、
病院にいるんだし、遠慮せずに押せばよかったかな・・と後から思いました。
そこから下痢はずっと続き、
整腸剤と下痢止めを処方していただき飲んでいました。
薬を飲んでからは、ひどい下痢になることはなかったものの、
お腹が緩い状態は続いていました。
初めてのラルス（腔内照射）
４週目には初めてのラルスがありました。
ラルスとは、腔内照射のことで、膣から器具を入れて、直接腫瘍に放射線を当てる治療です。
このラルス、事前に調べたところによるとものすごく痛いらしい・・
主治医や看護師さんに聞いても、「人によってはすごく痛いこともあるみたい・・」
とのことで、もう不安で不安で仕方がなかったです。
でもやるしかない！！
ラルスの日は朝食なし、水分も制限がありました。
ラルスの時間になると、治療着に着替えて、痛み止めの座薬を入れ、鎮痛剤の注射をしてベッドのままラルスを行う放射線治療室へ運んでもらいました。
ラルスの放射線治療室にはCTと内診台を合わせたような治療台があり、そこに移動してサチュレーションと血圧測定器を付けられ・・
それから、点滴で鎮静剤を投入。
その後、膣内にラルスの器具が入りました。
「いたーーーーい！！！」と思わず叫んで半べそになった私。
痛がる私の様子で、すぐに鎮静剤が追加されたようで、間もなくウトウト・・
それからうつらうつら、なんとなく記憶があるような・・
気が付くとラルスは終わり、ベッドに移されていました。
「お疲れさま。がんばりましたね。」と看護師さんが声をかけてくれ、何とか無事に終わった・・
と同時に、痛かった！怖かった！この痛いのがあと3回も待っているのか・・という恐怖に陥りました。
ラルスが終わった後
ラルスが終了し、ベッドごと病室へ移動。
鎮静剤の名残と疲れもあり、そのまま眠ってしまいました。
２時間後、トイレに行きましょうとのことで、鎮静剤の影響もあり、看護師さんに付き添われトイレへ。
歩行確認もして、大丈夫とのことで、ラルスの一日は終了しました。
朝から何も食べていないからお腹がすいた・・けど食べたくない。
お腹はすくけど食べたくない状態が入院治療中ずっと続きました。
だからか、なぜか食べ物の動画ばかり見てしまい・・
フードファイターの人の大食い動画をよく見たり、退院したらあれやこれも食べようみたいなことをよく考えていました。
最後に
これで、わたしの子宮頸がん闘病記④～前半の治療と初めてのラルス（腔内照射）を終わります。
次回は、私の子宮頸がん闘病記⑤後半の治療～をお送りします。
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