わたしの子宮頸がん闘病記③~初めての放射線治療と抗がん剤~

子宮頸がん闘病記
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わたしは2022年5月に子宮頸がんを告知されました。

私のがん闘病生活の始まりです。

30代最後の年、まさかこの年でがんになるとは思ってもみませんでした。

今回は、子宮頸がん闘病記③~初めての放射線治療と抗がん剤~を記していきます。

私の体験が、どなたかのお役に立てますように・・

初めての放射線治療

入院後、病室で荷物の整理をしていると、看護師さんから早速

「12:30分から放射線治療があります。」と連絡がありました。

みどり
みどり

放射線治療ってどんな感じなんだろう・・痛いのかな・・

と不安な気持ちでした。

放射線治療の前にひとまずお昼ご飯!

入院して初めての病院食。

ご飯にお魚、スープ、副菜といったザ病院食!のようなメニューでしたが、

おいしくいただきました。

いざ!放射線治療科へ!

昼食を終え、看護師さんに付き添ってもらい院内の放射線治療科へ行きました。

受付をして、説明を受けながら治療室の前でドキドキしながら待っていました。

自分の番号が呼ばれ、放射線技師の方に案内され治療室へ入室!

中に入るとストレッチャーのような寝台に大きな機械がありました。

寝台に寝ころび、骨盤部分が出るように服をめくり手は胸元にして安全ベルトを着けてもらいました。

「では、始めていきますねー。」といって退室する技師さん。

みどり
みどり

こ・・怖い・・

怖いので目をつぶっていました。

じっとしていると、私の周りを大きな機械がゆっくりぐるぐるとまわっていきます。

時々、ピーという音やドン!という音が聞こえてビックリしました。

まったく痛くはなく、腰のあたりがほんのり暖かいような感覚でした。

10分ほどで終わるということでしたが、初めての時はとても長く感じ、

これから私の体にどんな変化が起こっていくのだろうかと不安でいっぱいでした。

そして、「お疲れさまでしたー。」と技師さんが入室してきました。

とても怖かったけど、全く痛みはなくじっとしていれば大丈夫でした。

無事に初めての放射線治療が終わってほっとしました。

その後、普通に歩いて病室へ戻ることができました。

しばらくすると、なんだか下半身が重だるいような感覚がありました。

抗がん剤の説明を受ける

午後は、ゆっくり過ごしシャワーを浴びて夕飯を食べた後、

先生が点滴のルートを取りに来ました。

血管が細く、なかなかルートが取れず・・2回目でルートが取れました。

そして主治医の先生から、明日の抗がん剤についての説明を受けました。

とてもやさしい主治医の先生で安心しました。

わたしが使う抗がん剤(シスプラチン)は腎臓にダメージを与えるらしく、

腎臓を守るために抗がん剤前後に水分を点滴するとのことでした。

早速、夜中から水分の点滴が開始されました。

点滴中は、トイレに行くたびに紙コップで尿量を計ってくださいとのことで

これが地味に大変でした。

入院初日は、眠れないかなと思いましたが、ある程度眠ることが出来ました。

初めての抗がん剤治療

次の日の朝、朝ごはんをしっかり食べて、

子どもたちが学校に行けたか?など母と連絡を取っていました。

みどり
みどり

やっぱり家のことが気になる・・

抗がん剤はお昼ごろからとのことで午前中はそわそわしながら過ごしていました。

そしてお昼近くなり、看護師さんがバイタルを計ってくれた後、

抗がん剤前に使う吐き気止めの点滴が入りました。

これが終わったらいよいよ抗がん剤・・

どんな副作用が待っているのか・・私はどうなってしまうのか・・

そして、いよいよ抗がん剤!

そして、抗がん剤を持ってきてくれた看護師さんを見てビックリ!

なんとビニールエプロンに手袋2重、マスクにフェイスガードといった

いでたちでやってきました。

こんな厳重に扱わなければいけない薬を体の中に入れるのか・・

みどり
みどり

怖い・・怖すぎるんですけど・・

薬の確認も看護師さん二人体制でしっかりと!

いよいよ私の中に抗がん剤が流れていきます。

抗がん剤の点滴は3時間ほどで終わるとのこと。

どうか無事に終わりますように・・

抗がん剤を流し始めても、特に体に変化はありませんでした。

ドキドキしながらスマホをみたりして時間をつぶし、

3時間ちょっとでやっと初めての抗がん剤が終わりました。

無事に終わって良かった・・

終了後も特に体に変化はなく、夕飯も普通に食べることが出来ました。

すぐに副作用が出るわけではないのか・・

その日の夜中、なんだか下半身の節々がうずうず・・

微熱もありました。そして、なんだか眠れず・・

胃がムカムカする感じも出てきた・・

副作用が始まった!

次の日の朝、目が覚めると気持ちが悪い・・

早速吐き気止めを入れてもらいました。

朝ごはんも少ししか食べれず。

午後になるにつれ、吐き気や倦怠感が増してきました。

薬剤師さんからは、吐いてしまうと、脳が吐くとスッキリすると認識してしまうので

できれば吐く前に吐き気止めを使ってください。

と、言われていたので早めに吐き気止めを入れてもらっていました。

この日から、味覚異常もでてきたようで、病院食がほとんど食べれなくなってしまいました。

副作用はありましたが、想像していたよりは軽く済んだようでした。

もっとベッドから起き上がれないくらいぐったりするのかと思っていたのですが

そこまでひどくははなかったです。

副作用は本当に個人差が大きいようで、私は副作用が出にくい体質だったのかもしれません。

入院生活は辛い・・

土日は放射線治療もお休みで、入院していても特にすることはなく、早速ホームシックになりました。

この先、一か月半も入院生活をやっていけるのだろうか・・

ゲームをしたり、映画を見たりして気を紛らわせていましたが、早く家に帰りたくて仕方がなかったです。

でも、こんなに長いことひとりでいる時間はこの先あまりないだろう!と、

前向きな気持ちに切り替え、できるだけ不安なことを考えないようにしていました。

最後に・・

わたしの子宮頸がん闘病記③~初めての放射線治療と抗がん剤~はこれで終わります。

次回は、わたしの子宮頸がん闘病記④~前半の治療と初めてのラルス(腔内照射)~をお送りします。

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