離婚が決まったけれど、マイホームの住宅ローンはどうなるの??とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
こどもの為にできるだけ環境は変えたくないし・・元夫が出ていくなら、今の家に住み続けたいけれど、名義変更できるのかしら?
という疑問が浮かんでくるかと思います。
そこで、今回は離婚後の住宅ローン借り換えから名義変更まで、私の体験談を交えてご紹介します。
契約内容の確認
まず初めにするべきことは、住宅の名義や住宅ローンの契約内容をがどのようになっているのか確認することです。
土地や建物が誰の名義になっているのかを調べるためには、不動産の登記簿謄本を取得します。
また、住宅ローンの契約書を確認して、だれが責務を負っているか確認します。不動産の価格についても調べる必要があります。不動産業者に頼めば不動産の価格がいくらかを査定してくれるので、はやめに査定をしてもらいましょう。
住宅ローンについては次のようなパターンが多いかと思われます。
1 夫:主債務者 妻:連帯保証人
2 夫:連帯債務者 妻:連帯債務者
3 夫:主債務者 妻:債務負担なし (保証会社などの利用)
我が家は3のパターンでした。
我が家は、オーバーローンは確実で、元旦那が出ていきたいとの意思がありました。こどもの環境をできるだけ変えたくなかったこともあり、私と子供が住み続けることで話がまとまりました。
実績作り
離婚とほぼ同時に正社員になったため、1年間は実績作りが必要だなと考え、1年間はひたすら仕事を頑張りました。その間、名義は元夫のまま、元夫が養育費の代わりに住宅ローンを支払っていました。
しかし、これにはリスクもあるので気を付けなければいけません。
・元夫が住宅ローンを支払わなくなる
→住宅ローンは契約者がその家に住んでいることが条件なので、契約者が住んでいないことがばれてしまうと、銀行から一括返済を求められる場合があります。
・元夫が自宅を勝手に売却してしまう
→名義が元夫のままなので勝手に売ることが出来てしまします。こうなると、強制的に退去しなくてはなりません。
私も、1年間ずっと不安で過ごしてきましたが、何とか約束通り支払いを続けてくれました。
銀行へ借り換え相談に!しかし・・
社員になって1年が過ぎたので、とある銀行に住宅ローン借り換えの相談に行きました。
そこで事情を説明し、私名義で住宅ローンを借り換えたいと伝えると、「そのような件は対応しておりません。」と詳しい話をきいてもらえないまま門前払いされてしまいました。
事前に、ネットの情報で妻が住み続けたい場合は、妻名義で借り換えればオッケー!という情報を手に入れていた私は、「え?なんでだめなの?」とはてながいっぱいでした。
相談センターにお話を聞いてみる
いろいろ調べているうちに、ネットでとある相談センターにたどり着きました。
無料相談があるということで「無料ならちょっと相談してみようかな・・」という気持ちで申し込んでみました。
最初にメールで連絡をいただき、その後詳しくお話を聞かせてほしいとのことで電話での相談になりました。
担当の方は女性で、とても相談しやすい方でした。
いろいろとお話を聞いているうちに、離婚での住宅ローン名義変更は個人の力ではとても難しいということことが分かりました。
どおりで銀行では門前払いだったわけだ・・と感じた私。
通常、銀行では離婚が原因による個人での住宅ローンの借り換えや名義変更は行っていないそうです。
私ひとりではとてもできないと感じ、費用は掛かりますが、相談センターの方にお願いしてみることにしました。
売買契約を結ぶ
何度かメールでのやり取り後、近くのファミレスで面談をし、丁寧に説明を受けました。
私の年収や、住宅ローンの残債、仕事状況などから考えて、審査は通る可能性が高いとのことでした。
私の場合は、元夫から住宅を買い取るといった方法で売買契約を結ぶことになりました。
住宅ローン付きの一軒家を買い取る方法です。
面倒な書類や手続きをほとんど代行してくださり、なにより元夫に一度も会うことなく名義変更まで出来ました。
住宅ローンは、保証会社と信用金庫の審査を受け、某信用金庫で借りることが出来ました。
相談センターへの相談費用や手続きにかかる諸費用込みでローンを組んでいただけたので、手持ちの貯金にほぼ手を付けずに済みました。
当時の前年度の収入は270万。今年度は社員になったので100万ほど上がる見込みでした。
住宅ローン審査に通ったポイント
私が住宅ローンの審査に通ったポイントとしては
・フルタイムパートで4年半、社員で1年働いた実績あり、安定した収入があること
・社会保険に5年前から入っていたこと
・資格を持っていたこと(介護福祉士)
この3つが大きかったようです。
その後、相談センターの司法書士の先生立会いの元、信用金庫で本契約を行い、信用金庫からもともと借りていた銀行に一括返済をしました。
自宅の名義変更の件も司法書士の先生にお任せで、後日新しい権利書が送られてきました。
これでやっと安心して生活できる!とほっとしたのを覚えています。
住宅ローン控除が適用される
もう一つ、嬉しかったことが、住宅ローン控除が適用されたことです。
中古住宅を買い取った形になったので、いろいろ条件はありますが、確定申告で申請すれば控除がされるとのことです。
私も、マイナンバーカードを取得し、e‐taxで申請をしました。
お金が戻ってくるのは、嬉しいですね!
最後に・・
いかがでしたでしょうか?
今回は、離婚後もマイホームに住み続ける方法を、私の体験談を交えてお話ししました。
離婚したけれど、今の家に住み続けたいと思っている方は、ぜひあきらめずに相談センターなどに相談してみることをおすすめします。
また、ペアローンの方や妻が連帯保証人で困っている・・という方も親身にお話を聞いてくださるので、勇気をだして相談してみてくださいね。
離婚後も、安心して幸せな生活が送れますように!
Let‘s become happy together!
コメント
こういった情報は知りたいかたが多いと思います‼️とても勉強になりますし、いざというときに救いになりますね。ありがとうございます!
ブログ訪問、コメントありがとうございます!ブログを継続できるようにがんばります!